ソニー銀行の住宅ローン 本文へジャンプ

FP事務所
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・はじめに


 「住宅ローンをどこで借り入れようか・・・」
 私自身がマンション住宅購入に当たり、画一的な大手の銀行とは違う優れたローンはないのかと探していたときに巡りあったのが「ソニー銀行の住宅ローン」でした。
 ソニー銀行の住宅ローンは、一般の銀行と比較して大変ユニークな特徴を持っています。
いくつかあげると、

  • 借り入れまでの手続きは郵送、電話、ネットで終了。銀行に出向く必要はない。
  • 保証料が無料。団信保険料も銀行負担。(金利上乗せ無しで『がん50%保障特約付団信』が付けられる場合があります。)(金利を上乗せすることで、『がん100%保障特約付き団信』『3大疾病保障特約付き団信』『生活習慣病入院保障特約付き団信』や引受範囲を拡大した『ワイド団信』も、選択可能です。)
  • 基準金利からの引き下げ幅、および、借入時の手数料、が異なる3つの商品から選択可能。(提携ローンの場合、手数料や金利がさらにお得になることがあります。)
  • 夫婦や親子での「ペアローン」が可能。(連帯債務の新規取扱いは中止されています。)
  • 何年固定にするかは、ローン実行直前にネット上の手続きで確定。(変動セレクト住宅ローンを除く)
  • 借り入れ後の各種手続きは全てネットで終了。
  • 繰上返済手数料が無料で、しかも簡単。
  • 変動から固定への変更が無料で、しかも簡単。
  • 固定期間中に変動に戻すことが出来る。(原則として手数料がかかりますが、無料の場合もあります。)
  • 毎月15日に翌月の金利が発表される。
  • 特殊な部分固定特約。
  • 他の銀行から、毎月定額を自動的に資金移動できる。しかも手数料無料。

 これらの詳細は、ソニー銀行のサイトで、もちろん説明されていますが、特にソニー銀行最大の特徴とも言える「固定→変動の手数料」や「部分固定特約」は、かつては説明がきちんとし過ぎていたため、私には、正直に言ってややわかりにくい面もありました。(現在、金利タイプ変更手数料の説明は、以前より簡略化されています。)

 このわかりにくさは、金融知識の少ない多くの方にとっても、同様なのではないかと思います。
 このため、残念ながらソニー銀行を敬遠してしまう人や、せっかくソニー銀行で借りているのに上記の特徴を活かせていない方が少なくないように思います。

 かく言う私自身も、はじめは理解しているとは言い難い状態でした。

 そこで、自分自身が経験したり、コミュニケーターに問い合わせたり、色々なサイトで情報交換したりしていく中で理解してきた部分を、できるだけわかりやすく紹介していきたいと思います。

 検討中の方、これから借りる方、今借りている方、全ての方の参考になればと思っています。

 なお、このサイトの情報は出来るだけ正確に書いているつもりですが、私が誤解している部分もあるかもしれません。このサイトの情報により損害を被った場合、責任は負えませんので、ご了承下さい。疑問点の最終的な確認は、ソニー銀行のローンアドバイザーにお問い合わせ下さいますようお願いいたします。

熊谷太郎
(AFP、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、住宅ローンアドバイザー)