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・夫婦や親子でのペアローンが可能。(連帯債務の新規取扱いはなくなりました。)


夫婦の収入合算で借り入れる場合、一般的には「連帯保証」「連帯債務」「ペアローン」の3種類があります。

「連帯保証」と「連帯債務」は、どちらも2人で責任を負う1つのローンである点は同じですが、「連帯保証」は契約者のローンであり、「連帯債務」は2人のローンであるという違いがあります。

この2種類で直接的に違いを実感出来るのは、登記の持ち分と、所得税の住宅ローン控除でしょう。

登記の持ち分は、「連帯保証」のローン分は原則として契約者の持ち分となりますが、「連帯債務」のローン分は夫婦で任意の割合に分けることが出来ます。(一度確定した割合を翌年以降に変更することは出来ません。そこも踏まえて収入の見込みに沿った割合にするのが無難です。)

住宅ローン控除については、「連帯保証」であれば、契約者しか控除を受けられませんが、「連帯債務」であれば、連帯債務者も控除を受けられます。連帯債務の場合、税務上のそれぞれのローン残債は、登記比率と頭金の額によって計算されます。
(住宅ローン控除については、詳しくは国税庁のウェブまたは税務署におたずね下さい。)


これらに対し、「ペアローン」は、夫婦または親子でそれぞれ独立したローンを組むものです。

ペアローンにすると、団信はそれぞれが加入することになります。
また、登記上のローン分の持ち分は、それぞれのローンの契約額になります。
住宅ローン控除も、それぞれの残債に応じて、それぞれが受けられます。

なお、ペアローンを使えば、他行で言う「ミックス」にすることも可能です。(ソニー銀行の「部分固定」は、「ミックス」とは異なります。)


なお、ソニー銀行では、現在は「連帯債務」の新規取扱いを行っていません。