ソニー銀行の住宅ローン 本文へジャンプ
・金利タイプの変更 固定金利をもっと下げる
 (固定セレクト住宅ローンではオススメしません)



一般の銀行では、固定金利を一度選択すると、固定期間が終了するまで、「金利を変更すること」や「金利タイプを変更すること」は出来ません。しかし、ソニー銀行ではそれが出来てしまうのです。
金利タイプの変更には、原則としては手数料がかかります。しかし、無料で出来るケースもあるのです。それはベースレートが固定時と同じか、固定時より高い場合です。
翌月の金利が固定時より下がるなら、その時がチャンスです。金利を下げられる可能性を見逃す手はありません。(ただし、固定セレクト住宅ローンでの当初固定期間ではかなり難しい状況です。)
手数料は金利タイプの変更手続きの途中で確認することが出来ます。高額の手数料が発生するようであれば、残念ですが金利を下げるのをあきらめることになりますが、その時点でキャンセル可能です。試してみるだけでも価値は十分にあると思いませんか?

手続きは以下の手順です。

  • 毎月15日に発表される翌月の金利を確認する。
  • 翌月の金利が現在の適用金利より高かったら、そのままさらに翌月まで待つ。
  • 翌月の金利が現在の適用金利より下がっていたら、その月のうちに(まだ金利が高いうちに)金利タイプを変動金利に変更する。その際、手数料は必ず確認する。(現在、手数料は、6日、16日、26日に変化しているようです。)

まずは、たったこれだけなのです。
くれぐれも「変更手数料」の確認は忘れないでください。
それから、すぐに固定にはしないで下さい。

さて次に、変動金利から固定金利への変更ですが、これはいつでも無料で出来ます。ですから、ここまでくれば、何も心配はいりません。固定にするタイミングは以下のようにします。

  • 変動金利にした月の翌月15日まで変動金利のままでいる。
  • 毎月15日に発表される翌月の金利を確認する。
  • 固定したい金利が上がるのであれば、その月の「月末前日」までに固定にする。
  • 固定したい金利がさらに下がるのであれば、翌月15日まで変動金利のままでいる。
    (以降、これをくり返す。)

金利タイプを変更する月の金利は日割りで計算されます。このため、金利の低い変動金利での期間を1日でも長くした方が有利です。ですから、「月末前日」に手続きをするのが最も有利ですが、「月末日」ではダメです。手続きの翌日の金利が適用されるためです。

現実に、私はこの方法で、手数料無料で15年固定の借入金利を約0.35%下げることが出来ています。

なお、この方法は、部分固定特約で固定した金利についても使うことが出来ます。